夏は来りぬ

怠惰。

異性を憎んでいる異性愛者

 変わったことは無いが、異性への嫌悪感は増幅する一方です。

 お久しぶりです。当然の事ながら未だ、例のあの人を慕っているものです。

 

 昔から異性を嫌う傾向がありました。同じ人間を嫌悪するというのはとても不愉快な人間かと思います。私自身そう思うのですが、どうにも難しいようです。

 最近更に酷くなり、異性が近くになる電車でさえ苦痛な状況です。

 これはおかしい事です。同じ人間なのですから。いけない事です。

 ですが全くこの憎悪めいた嫌悪感は薄れることを知りません。

 道行く人に「消えてくれ」と願う心をどれだけ糾弾し罪の意識に苛まれようが次の瞬間には憎悪が膨れ上がります。

 そしてついに、あの人にもそう思ってしまいました。

 もうダメかも知れませんね。